南中直後のM48銀河でRA軸のPeriodic Errorを測ってみた。
運用準備と同じセッテイングで、極軸をざっくり合わせて、RA軸のウォームギア48歯の繰り返し周期に相当する30分間、M48銀河内の輝星でPeriodic Errorを測定した。
SIGHTRON Dual PB フィルター、ISO6400、露光30秒の条件で、60枚連続で撮影して、輝星の動きが分かるように細い短冊状に画像を切り出して、撮影順に横に並べた画像を作った。
焦点距離150mmのレンズを使った時のASP-Cセンサーの視野角と、センサー短辺の長さに対する輝星の動きの振幅との比率から、Periodic Error値を計算した。
±180秒は、かなり大きな値だ。焦点距離150mmのレンズでは、30秒露光が限界。ウォームギアの直径が20mm程度なのでしかたない。振幅最大最小の辺りだけ使えば歩留まり3割程度で使えそうだが、PHD2でガイドしたほうが良さそうだ。バランスウエイトの代わりにガイドスコープを付けるか…