Lunt 50にF6を 4️⃣ 続再びシャトルスコープ100s

このシリーズ、かつてない数のコメントを頂きまして、少し驚いております。


少し晴れ間も出たので、また試してみました。今回のは、組み合わせレンズ計算ツールのレンズ10個まで計算出来る版で計算し、アダプタを3Dプリントしました。

対物レンズ、レデューサレンズ、コリーメーションレンズ前、コーリーメーションレンズ後の順に4個のレンズが有る場合の計算です。先ず前から3個のみで、像位置がなるべく遠方になるように、第1-第2レンズの間隔を決めると468になりました。この値で4個目も入れて、

【光学系の設定】

物体距離 1000000
第1レンズの焦点距離 680 (対物)
第1-第2レンズの間隔 468
第2レンズの焦点距離 1500 (レデューサ)
第2-第3レンズの間隔 30 (目測)
第3レンズの焦点距離 -161 (エタロン前)
第3-第4レンズの間隔 38 (目測)
第4レンズの焦点距離 161 (エタロン後)


【出力の設定】
単位 mm

で計算すると、

物体位置 1000000[mm]
合成焦点距離 600.42[mm]
像位置 159.31[mm]

となり、良さそうな結果です。
第1-第2レンズの間隔が、468mmになるように設計したアダプタを3Dプリントして、シャトルスコープに取り付け、焦点を合わせてNEX-5で撮影すると、

ドーナツ状のムラは無くなっていましたが、円状のムラになっていました。ドーナツよりは少しましか…

像位置に相当する合焦点時のエタロンユニット-CMOS間距離を実測すると約154mmで、計算より5mm程短くなっていました。第1-第2レンズの間隔468mmがきちんと合っていなかった可能性があります。

もう一度良くシャトルスコープを調べると対物レンズの位置計測が間違っていて、第1-第2レンズの間隔は、今回のアダプターでは約473mmで、設計値より約5 mm長くなっていたというオチのようです。

ミリ単位で合ってないとダメというのは素人工作には辛い。

さて、次晴れたら裏蓋から更に5mm押し込んだアダプタを取り付けて、また撮ってみることにします。

Lunt 50にF6を 4️⃣ 続再びシャトルスコープ100s” への2件のフィードバック

  1. 良いじゃ無いですか。

    中心が明るいのはレンズの特性上仕方ありません。

    もっと露出を抑えてダークフィラメントが見えるようにすると

    ムラは減少し、画像処理でプロミネンスとダークフィラメント及び彩層は両立できます。

    私のは眼視でもリアルで写真に近い感じ見えます。

    頑張って最適値を探って下さい。

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