今日の太陽動画 (ただいま練習中)

太陽専用望遠鏡に直焦点で付けたミラーレスカメラで、太陽の注目場所をライブビューイングで拡大して見て、その画像のHDMI出力を録画し、動画処理ソフトでプロミネンスからダークフィラメントまで見えるようにし、タイムラプス動画を作成する練習中です。今のところ出来るような気はしていません。

Kasai Blanca 72SEDを対物レンズとして、Lint LS50THa/B600の太陽Hα専用フィルターを通して、Sony NEX-5でライブビューイングした太陽の画像が元になります。これをHDMI-UVC変換ユニットで、MacのQuickTime Playerに取り込み録画し、動画処理ソフトのiMovieで画像処理します。処理内容は、画角のクロップ、トーンカーブ調整、手ぶれ補正、x400倍速化です。

先ずは、光球に露出を合わせた動画を画像処理したものですが、黒点、ダークフィラメント、プロミネンスが写っています。

極軸が合っていないため、時々手動で直していますので見にくいですが、プロミネンスはボヤケています。

露出を上げて、プロミネンスに合わせた動画を処理したものは、

細部まで写りますので、最初の動画のプロミネンスは上手く処理できていません。最初の動画はシャッタースピード1/160、プロミネンスの方は1/20ですので、8倍で2の3乗の開きがあります。

そもそもNEX-5は、明るさのダイナミックレンジが足りていないので、その3ビットはどうにもならないかなと考えられます。ちょって実験してみました。

天井のLEDシーリングライトの発光面が分かるように露出を合わせて、その周りの写りを比較した実験です。カメラの明るさのダイナミックレンジが分かるかもしれない実験ということで…

左: iPhone14、中: NEX-5、右: EOS RP

iPhone14だけ周りが少し写っていて、ヒストグラムの中間調に感度があります。 NEX-5とは10年以上の技術進歩の差があるカメラだから仕方ないですか。EOS RPはちょっと残念。

しかし、iPhoneでは直焦点できないし…   16ビットRAW動画用機材高杉。さて、次どうしますかね?

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