太陽観測始めました 🔟 Lunt LS50THa/B600PT 運用

この絵文字の数字が10までなので、シリーズ最終回です。安定運用までは辿り着けませんでしたが、問題点と改善案を記して、終わりにしたいと思います。

目標は、太陽の注目場所をミラーレスカメラのライブビューイングで拡大して見て、そのHDMI出力を動画で撮って、動画処理ソフトでプロミネンスからダークフィラメントまで見えるように調整して、タイムラプス動画を作る事です。

Shuttle Scope 100s 前段+LS50THa/B600PT 後段にNEX-5の直焦点で撮った動画の現状はこんな感じです。MacのiMovieでクロップしてから30分を1.5分に短縮しています。

問題点
①先ず、極軸が合っていないため、14倍拡大のライブビューイングでは画面が直ぐズレてしまい、録画どころではない。取り敢えずミラーレスカメラの動画録画機能を使っているので太陽全体の画像になっている。
②光球面の明るさがフラットで無く、光軸を中心にドーナツ状のムラが出ている。
③録画中カメラの温度が上昇して録画が停止するし、最長30分しか録画できない。
④コントラストが低い。

改善案
①庭先や公園での撮影は止めて、ベランダに赤道儀を常設する。←昼間なので洗濯物との共存が課題。
 太陽オートガイダーを導入する。←製品は高価。自作するしかないか?
 VLCは相変わらず使いにくい。←HDMI-USBアダプタはUVCデバイスなので、Webカメラ録画と同じアプリで録画出来る。 iPadOS17でもOK。
②ネットで情報を漁るとLS60THaの対物は、F6焦点距離350mmのレンズを絞ってF7にしていることが判明、ただのF7レンズだとエタロンを平行光線が通過しないのでドーナツ状のムラが出る。LS50THaも多分同じ。←おいおい、今度はF6の屈折に付け替えるのか。
③NEX-5の裏にスマホ冷却機を付けてみるか。やはり、HDMI-USBアダプタを使うしかない。
④ダイナミックレンジの広い最近のミラーレスカメラは高いので、取り敢えずNEX-5のままで、iMovieの方でなんとかしたいが、同心円状のムラが解決してから考えよう。

改善案と言うよりは愚痴になってしまいました。

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