15cm F2  球面鏡 の実験 レンズレスシュミット 望遠鏡

amazon.com で買ったこの球面鏡、ナイフエッジテストから見ても、球面の精度は悪そうだが、手っ取り早くレンズレスシュミット望遠鏡を作ってみた。内径150mm長さ1mの紙管に球面鏡を取り付けると、100/15=6.7までF値を絞ることになる。この紙管に、ウレタン板を円筒にして作ったC-MOSセンサー固定用の内管を

入れて、センサーを前後できるように、爪を出して、

ピント合わせ機構とした。

前から見ると、

こんな感じ。

さっそく、ベランダに持ち出して、1kmくらい離れた鉄塔を撮って、望遠レンズのカメラ画像と比較してみた。
左:レンズレスシュミット, ASI120MM mini
右:210mm望遠レンズ, Sony α5000

結像が全然甘かった。

この球面鏡、使えませ~ん… でした。

15cm F2  球面鏡 の実験 レンズレスシュミット 望遠鏡” への2件のフィードバック

  1. 素晴らしいチャレンジをされていますね!
    それにしても、15㎝F2のマンジャン鏡とは! 今回実験されたレンズレス・シュミット以外にもいろいろ面白いことができそうです。ナイフエッジ画像を拝見すると比較的よい球面のような気もするので、C5の補正板を組み合わせればシュミット・カメラが作れるとか?(無責任な意見ですいません)

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    1. シベットさん
      こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      F2の球面鏡が、平面に結像できる訳ないんで、球面鏡側が凸面でセンサー側が凹面になっている凹レンズを置いてみようと思いますが、気長に探してみるつもりです。

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